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- 吉田松陰の時代
-
岩波現代全書 105
岩波書店
須田努
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2017年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000292054


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[BOOKデータベースより]
激動の幕末維新前夜、危機的状況に過敏に反し転変しつつ生きた「時勢」の人・松陰。「山鹿流兵学師範」としての自立から死にいたるまでの一〇年間、彼はどこへ行き、何を見て、誰と語らい、時代にどう対峙したのか。その思索と行動を克明に跡づけ、既成の松陰像を問い直すとともに、彼の生きた嘉永〜安政期の時代像をも鮮やかに描き出す。
第1章 「山鹿流兵学師範」、修業の日々―茫漠とした危機意識の中で(村田清風による長州藩兵制改革;青年兵学者・松陰の登場;「北浦」台場視察の経験 ほか)
第2章 洋式兵学への傾斜と苦悩―郷土防禦から国防へ(江戸留学のはじまり;四人の師―素水・艮斎・茶渓・象山;北限の地へ―東北地域巡見踏査 ほか)
第3章 「狂夫」としての思想―最後の六年間の意味(最後の六年をどうみるか;安政元年―歴史への回帰と「国体」理解;安政二・三年―『海国図志』読了と『孟子』講読 ほか)