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[BOOKデータベースより]
クリミアなど黒海から東地中海にわたる領域は、中近世のロシアにとって、ビザンツ、モンゴル、オスマン諸帝国やイタリアとの交易・交流の舞台であった。そこはまた、多くのロシア人が奴隷として拉致されてゆく経路でもあった。
第1部 ロシアと黒海・地中海(一四‐一五世紀)(ロシア=地中海関係史の一断面―一五世紀のロシアとイタリア人;一四‐一五世紀の黒海沿岸とロシア;ノヴゴロド大主教の白頭巾―一四‐一五世紀のノヴゴロドと地中海世界)
第2部 モスクワ国家と東方イスラム世界(一六‐一七世紀)(ロシア史とタタール問題;モスクワ国家の外交慣習;クリミア・タタールとロシア人「捕虜奴隷」―一六‐一七世紀のロシア=黒海・地中海関係から ほか)
第3部 ロシア人の東方聖地巡礼とアトス(一二‐一七世紀)(中世ロシア人の東方聖地「巡礼」―一二‐一五世紀の旅行記録から;あるロシア人捕虜奴隷の東方聖地巡礼;聖山アトスのロシア人修道院―その歴史素描)