- なぜ日本人はかくも幼稚になったのか
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- 価格
- 6,050円(本体5,500円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784584140055
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【2021年03月発売】
[BOOKデータベースより]
保守派の論客・福田和也が遺したものとは何だったのか…
第一部 日本とは何か(日本の家郷;「内なる近代」の超克;日本人であるということ;乃木希典;保田與重郎と昭和の御代)
[日販商品データベースより]第二部 ナショナリズムとは何か(なぜ日本人はかくも幼稚になったのか;この国の仇;余は如何にしてナショナリストとなりし乎;大丈夫な日本)
日本社会の混乱の原因は、私たち日本人の中にある。
一切の責任感をもたず、親切と善意に逃げる「いい人」たち。
日本を嫌い、忘れようとする「国際派」の人たち。
自己愛を愛国心にすり替えただけの「エセ右翼」たち。
「幼稚」化して久しい、情けない日本人たちに喝を入れる。
歴史をふり返り、その叡智を学び、日本人にとって本当に大事なものを取り戻すために。
――現代の日本人よ。
命にかえても守るべきものとは、何だ。
昨年9月に急逝した著者が遺した、この国の未来を読者に託す、珠玉のメッセージ。
「幼稚というのは、頭が悪いとか、知識がないとかいうことではありません。(中略)「幼稚」というのは、肝心なことに目をつぶっている、ということです。
大人ならば、責任を持って見すえなければならない、避けて通ってはならないことを、見ないですましているということ。これが幼稚だということです。
肝心なことというのは、いくつかあります。中でも一番大事なのが、生き死にかかわることでしょう。
人は何のために死ぬのか。
何のために死ななければならないのか。
これが肝心なことです。」(「第六章 なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」より)