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[BOOKデータベースより]
祇園の名だたるお茶屋『あげまき』を代々守り続けてきた女たち―モルガン財閥の一族にひかされた雪子。服毒死した元首相のあとを追って自裁した作用子、一見の客と駆け落ちして行方不明の由李子、そして現在の女将・琴子。夜ごとつどう男たちは、その何重写しもの幻に惑乱させられざるをえない…。祇園に蠢く男と女、妄執の愛、さまざまな群像を描く奇作。