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[BOOKデータベースより]
パンデミックや気候変動の予測、金融リスク管理などの実例をあげながら、数理モデルに潜む本質的な問題を明らかにする。
1 モデルランドとはどこのこと
[日販商品データベースより]2 箱に入れて考える―モデル化するとはどういうことか
3 モデルはメタファーのようなもの―比喩としてのモデル
4 犬に最も似ている猫―モデルの解釈
5 作り話と予測と確信―モデルとナラティブの関係
6 説明責任の空白―モデルの役割と専門家の役割
7 万物の支配者―経済モデルと金融モデル
8 込み入った空気―天気モデルと気候モデル
9 完全なる制御下―感染症と疫学モデル
10 モデルランドからの脱出
現実世界で起こるさまざまな現象を数式であらわす「数理モデル」。複雑な世界を理解して意思決定をするために、いまや欠かせない重要なツールだ。だが、モデルは現実をそっくりそのまま映し出すことはできない。
もしモデルを構築するときに、バイアスがかかったり、社会的な要素が考慮されていなかったら?
どうすれば数理モデルを不確実な現実世界で正しく役立てることができるのか?
感染症のパンデミックや金融リスク管理、気候変動の予測など、数理モデルが使用された実例を提示しながら、数理モデルに潜む本質的な問題と危険性を検討する。
人々が正しい未来に向かうために、文化や価値観、偏見といった社会・政治的な問題として数理モデルを根本から問い直す画期的な論考。
すべてが仮説どおりに動く、現実世界とは乖離した「モデルランド」から、私たちは抜け出すことができるのか?
◆ ◆ ◆
モデルがいかに頻繁に誤用されているか、いかに使用されるべきかを論じる素晴らしい本。──ジョン・ケイ(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員教授、『金融に未来はあるか』著者)
数理モデルが世界をどう方向づけるかを示す明快で説得力のあるガイド。数理モデルをよく知らない消費者から洗練されたモデルユーザーになる方法を教えてくれる。──スティアン・ウェストレイク(王立統計協会最高責任者、『無形資産経済 見えてきた5つの壁』共著者)