- 彼の左手は蛇
-
河出書房新社
中村文則
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784309032313

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[BOOKデータベースより]
「男」は蛇信仰のあるこの地へ来た、ある目的を果たすために。蛇を求める女、謎の宮司、刑事、ある議員、ロー・K、…Apep。
[日販商品データベースより]著者2年ぶりにして新たなる代表作、誕生!
<つまり言いかえれば、これはテロの書だ。誰も読んでは――>
3ヶ月前、「男」は仕事辞め、女性と別れ、世界中から失われた蛇信仰のあるこの地へ来た――平家が落ち延びたといわれるこの土地に。そして「この文章」を書いている。誰も読まない「この手記」を。
自分が人ではないと思っていた幼少時代の奇妙な記憶、有志によるQ山の毒蛇狩り、白蛇を祀る神社とその宮司、蛇を求める女、ある議員の死とそれを調べるQ署の刑事、ロー・Kというビジネスマン、そして......Apep。
いま男は、ある目的のために“1人”で動き出す。
「現在や未来で、過去は変えられるんだよ。……起こったことは変えられないけど、その後の時間をどう生きるかで、過去の印象や意味合いは変えられる」
(本文より)
世界も注目する作家・中村文則が贈る傑作!
【著者略歴】
中村文則(なかむら・ふみのり)
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞。12年『掏摸』の英訳が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の年間ベスト10小説に選ばれる。14年米国のDavid L.Goodis賞を受賞。16年『私の消滅』でドゥマゴ文学賞、20年中日文化賞、24年『列』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『何もかも憂鬱な夜に』『去年 の冬、きみと別れ』『教団X』『R帝国』など。エッセイ集に『自由思考』、対談集に『自由対談』がある。