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- エマヌエル・バッハ
-
音楽の近代を切り拓いた《独創精神》
東京書籍
久保田慶一
- 価格
- 6,380円(本体5,800円+税)
- 発行年月
- 2003年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784487798612


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[BOOKデータベースより]
エマヌエルが真に独創的だったのは、“生涯”と“作品”の間に存在した、音楽家の存在、あるいは、時代や社会の“矛盾”が彼の内面を突き動かして生じさせた、自由な存在や創作へ向かうエネルギーだった。政治や社会が揺れ動き、音楽様式の流行廃りの激しい時代に生きた「独創精神」は、一時も留まることはなかったし、後の時代の音楽観、すなわち「音楽の近代」を拓いたのである。全作品表、詳細年表、主要手紙等、18世紀当時の音楽状況を生き生きと現代に蘇らせる豊富な巻末資料140ページ。
第1章 ライプツィヒ時代(ワイマール・ケーテン時代(一七一四〜二三年);ライプツィヒのバッハ(一七二三〜三四年))
[日販商品データベースより]第2章 プロイセンのバッハ(フランクフルト(オーデル)時代(一七三四〜三八年);ベルリン第一期(一七三八〜四七年) ほか)
第3章 ハンブルクのバッハ(ヨハネウム・カントルとして;ハンブルク第一期(一七六八〜七二年) ほか)
第4章 歴史と現代におけるエマヌエル(エマヌエルが亡くなって;音楽遺産の運命 ほか)
音楽様式の流行廃りの激しい時代に生きたバッハの「独創精神」は、後の時代の音楽観を拓いた…。全作品表、詳細年表、主要手紙など様々な資料を駆使して、18世紀当時の音楽状況を生き生きと現代に蘇らせる労作。