- ダライ・ラマとパンチェン・ラマ
-
ランダムハウス講談社文庫 H1ー1
The search for the Panchen Lama.- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784270100547
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[BOOKデータベースより]
ことのはじまりはパンチェン・ラマ十世が50歳の若さで急死したことにあった。転生ラマをめぐり、中国とチベット亡命政府のかけひきの中、95年5月半ば、突如ダライ・ラマはパンチェン・ラマ十一世を発表。その生まれ変わりとされる6歳の少年は、両親、兄弟とともに中国公安に連れ去られ、消息を絶った。転生者探しの顛末は?中国とチベットの関係は?本書は英国人ジャーナリストの著者が、綿密な取材力で克明に描いたノンフィクション作品である。
探索の始まり
ダライ・ラマ政権の誕生
転生ラマ制度とは
パンチェン・ラマの登場
二大ラマの対立
パンチェン・ラマ九世、十四年間の彷徨
十世選出をめぐる思惑
国民党から共産党へ
ダライ・ラマ十四世の亡命
党の心臓をねらう「毒矢」
九年八か月の独房生活
パンチェン・ラマの妻
突然の死
転生者探しの開始
それぞれの思惑、微妙な綱引き
ヒマラヤを越える候補者リスト
最悪の結末
タシルンポ僧院、制圧される
二人の少年の運命
世界で最も幼い政治囚