- ローラ・フェイとの最後の会話
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Hayakawa pocket mystery books no.1852
The last talk with Lola Faye.- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784150018528
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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みょーじん
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クックの真骨頂を見た
いつもクックを読んで思うのは、被害者と加害者、当事者と非当事者、世の中簡単には割り切れないことの方が多いんだよ、法律で裁ける範囲なんて、人間の心の中の一部にすぎないんだ、ということ。今回は特に、2人の会話で終始する、特異のプロット。主人公に会話で問いかけてくるローラ・フェイなる女性は、本当は誰なのか、と推理したくなるような、クックの筆力はまさに、圧巻です。
[BOOKデータベースより]
講演のためにセントルイスを訪れた歴史学者ルーク。しかし、会場には、再会するとは夢にも思わなかった人物が待ち受けていた。その名はローラ・フェイ・ギルロイ。20年前、遠い故郷でルークの家族に起きた悲劇のきっかけとなった女性だ。なぜいま会いに来たのか?ルークは疑念を抱きつつも、彼女とホテルのラウンジで話すことにした。だが、酒のグラス越しに交わされた会話は、ルークの現在を揺り動かし、過去さえも覆していく…。謎めいたローラ・フェイの言葉が導く驚愕の真実とは?巨匠の新たなる代表作。
[日販商品データベースより]講演に訪れた街で、因縁の女性と再会した歴史学者のルーク。20年ぶりに再会した女性と交わす会話は、忘れようとしていた過去を蘇らせる…。謎めいた彼女の言葉が導く驚愕の真実とは。巨匠の新たなる代表作。