[BOOKデータベースより]
長期間に及ぶ地道な作業が要求される辞書の編纂、そこにはさまざまなドラマがあった。世界最大の『オックスフォード英語辞典』、日本初の国語辞典である『言海』、ヘブライ語を死語から甦らせた『ヘブライ語大辞典』、カタルーニャの地位向上をめざした『カタルーニャ語辞典』、メキシコの不毛の開拓地でやむにやまれず作られた『西日辞典』…。“辞書屋”たちの長く苦しい道のりを、自らも辞書屋である著者が活写。
第1章 OED(『オックスフォード英語辞典』)ジェームズ・マレー
第2章 『ヘブライ語大辞典』ベン・イェフダー
第3章 『カタルーニャ語辞典』プンペウ・ファブラ 『カタルーニャ語・バレンシア語・バレアルス語辞典』アントニ・マリア・アルクベー
第4章 『言海』大槻文彦
第5章 明治の知識人に大きな影響を及ぼした二人の辞書屋ウェブスターとヘボン
第6章 『西日辞典』照井亮次郎と村井二郎
第7章 『スペイン語用法辞典』マリア・モリネール
終章 辞書と私
長期間に及ぶ地道な作業が要求される辞書の編纂、そこには様々なドラマがあった。『オックスフォード英語辞典』『言海』『ヘブライ語大辞典』…。辞書屋たちの長く苦しい道のりを、自らも辞書屋である著者が活写。


























ドラマのない辞書はない。オックスフォード英語辞典、日本初の国語辞典「言海」、ヘボンが作った和英辞典など、苦闘と情熱を描く。