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- 真鍮の評決 上
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リンカーン弁護士
講談社文庫 こ59ー16
The brass verdict.- 価格
- 922円(本体838円+税)
- 発行年月
- 2012年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062771245
[BOOKデータベースより]
丸一年、わたしには一人の依頼人もいなかった。だが妻とその愛人の射殺容疑で逮捕されたハリウッド映画制作会社オーナーは弁護を引き受けてほしいという。証拠は十分、アリバイは不十分。しかも刑事がわたしをつけまわす。コナリー作品屈指の二人の人気者が豪華共演する傑作サスペンス、満を持して登場。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- hamachobi
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リンカーン弁護士シリーズ第2弾
マイクル・コナリーの最新作は、『リンカーン弁護士』で始まった弁護士、ミッキー・ハラーを主人公としたシリーズの第2弾。マイクル・コナリーは、複数の主人公を使い分けてるけど、これもシリーズ化されたんだ。
私としては、ハリー・ボッシュシリーズが好きで読み始めたマイクル・コナリーだけど、そのハリー・ボッシュもこの作品に登場するので、ファンとしては嬉しいところ。ただ、あくまでもハリー・ボッシュは脇役にとどまり、この作品の主人公は、ミッキー・ハラー。彼が特段好きなわけではないけど、この作品は、リーガル・サスペンス風のミステリとしては、それなりに面白かった。
ただ、最近のマイクル・コナリーの作品は、ちょっと重みがないというか、軽くなってきていて、昔からのファンとしてはちょっと物足りないところ。その分、読みやすくなってきていて、なんだかジェフリー・ディーヴァーを思わすよう。と、上巻を読む限りでは感じたが、後半はどんな展開だろう。