- 源氏物語=性の迷宮へ
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2001年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062582179
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[BOOKデータベースより]
絢爛たる光源氏の物語を終えた後に、なぜ「続篇」宇治十帖が必要とされたのか。「性」の物語として読むとき、物語の隠された欲望が明らかになる。人形愛・死体愛・マゾヒズム―「宇治」を持つことにより、『源氏』は異形の物語へと変貌する。古典文学の金字塔をラディカルに読み変える、『源氏物語』のポストモダン。
序章 薫/匂宮―差異への欲望
[日販商品データベースより]第1章 光源氏の物語から宇治十帖へ
第2章 薫と大君―不能的愛の快楽
第3章 さかしまの主人公―浮舟登場
第4章 光源氏時代への挽歌―匂宮三帖論
第5章 社会の欲望媒介装置=浮舟―交換される欲望
第6章 “情報”としての浮舟―欲望の沸騰点
宇治十帖はなぜ書かれたか。「性」の物語として読むとき、隠された欲望が明らかになる。日本古典文学の最高峰をラディカルに読みかえる、最も現代的な「源氏物語」論。