この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本史に学ぶ一流の気くばり
-
価格:1,408円(本体1,280円+税)
【2019年03月発売】
- 失敗と成功の日本史
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2017年02月発売】
- 性愛と結婚の日本史
-
価格:704円(本体640円+税)
【2015年06月発売】
- 図説「生きる力」は日本史に学べ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2016年11月発売】
- 成功と滅亡 乱世の人物日本史
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年02月発売】
[BOOKデータベースより]
なぜ、あの人物は、そのとき“お札”に描かれたのか―。「令和」へと年号が変わり、令和六年(二〇二四)の新紙幣発行を前に、これまで紙幣に描かれてきた肖像と、その肖像が採用された時代背景を見つめ、検証することを目的とした一冊。
序章 「お金」の意外な歴史
[日販商品データベースより]第1章 「明治初期」―はじめてお札になった肖像たちの正体
第2章 「明治中期」―長く愛され続けた肖像たちの真相
第3章 「大正」「昭和」―激動の時代の肖像たちの逸話
第4章 「昭和後期」「平成」―お馴染みとなった肖像たちの裏話
終章 「令和」―新時代を彩る肖像たちの真実
〜お札の肖像から探る意外な歴史エピソード!〜
先日、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が新紙幣(2024年度〜)の肖像に選ばれ、話題となった。
だが実は、肖像のセレクトには「時代背景」や「印刷技術の制約」が絡んでいる。
「時代背景」の観点では、戦前は皇国思想の影響で、天皇と国に尽くした人物(藤原鎌足など)が採用された。
「印刷技術」の観点では、福沢諭吉が起用されるまでは偽造防止の印刷技術が未熟で、偽造しにくいヒゲの人物が優先で選ばれている。
さらに、新旧紙幣の肖像は、実は互いに関連性を持ちつつも、その人物像に「対照的な違い」があることも面白い。
例えば現五千円札の樋口一葉は、貧困のなか活躍した女性作家だが、実は“女”を利用するしたたかさもあったとされ、
新紙幣では、女性の高等教育に尽くした清廉な津田梅子が採用された。
以上、本書では「紙幣の肖像の背景」を検証し、そこにある“知の発見”を読者に提供していく。