[BOOKデータベースより]
しんだらどうなる?どうしたい?いきてるあいだに考えてみよう。ヨシタケシンスケの発想えほん、第3弾。
[日販商品データベースより]おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな。たのしみだったのかな。しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると…。死んだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。ヨシタケシンスケの発想えほん第3弾。〈受賞情報〉新風賞(第51回)
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あおひなレストラン
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考えさせられます。
笑わせる感じの絵本かと思ったら、ちょっと違います。
亡くなったおじいちゃんが残した死後の世界の妄想ノート。かなりふざけた内容ですがその真意は…?という内容。
おじいちゃんを亡くしたばかりの男の子。彼はある日、おじいちゃんの部屋で一冊のノートを見つけます。「このあとどうしちゃおう」そう書かれたノートには、自分が将来死んでしまったら、どうなりたいのか、どうしてほしいのかが書いてありました。ピザ屋さんもいいな、クラゲもいいな。生まれ変わったらなりたいもの一覧。天国ってこんなところにちがいない。テーマパークのような予想図。こんな神様がいてくれたらいいな。いろいろな神様たち。ナゾナゾが書いてある!?ころころ転がっちゃう!?建ててほしいお墓のデザイン。おじいちゃんの絵と文字でいきいきと描かれる、ユーモアたっぷりな天国の姿。それを読んで、男の子はとってもわくわくしてきました。「ぼくも天国に行くのが楽しみになってきた!おじいちゃんは、死ぬのが楽しみだったんだろうか?」でも、ふと男の子は考えるのです。「ちょっと待てよ。もしかしたら、逆だったのかもしれない─」大ヒット作『りんごかもしれない』、『ぼくのニセモノをつくるには』に続く、ヨシタケシンスケさんが独特の視点で描く「考える絵本」!『りんごかもしれない』で目に見えるものについて、『ぼくのニセモノをつくるには』で自分自身について考えることを描いたヨシタケシンスケさんが、今作で描くのは「生きることと死ぬこと」。過去作に劣らない、奇抜でおもしろい発想でいっぱいの一冊です。 「豊かな世の中とは、どんなテーマでも品のあるユーモアで、きちんとふざけられる世の中のこと」本作についてのインタビューでそう語るヨシタケさんの言葉通り、生と死をテーマにしているのにまったく重たくなく、天国に思いをはせるおじいちゃんの数々のアイデアが、おかしくてかわいらしい作品です。とくに、「いじわるなアイツは、きっとこんな地獄にいく」と題された地獄の世界の予想図がとっても愉快!じわじわとイヤなことばかりで、「たしかにこれはイヤだなー」と納得してクスクスさせられます。おじいちゃんと同じように、「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうとする男の子。ところが、いざ何を書こうかと考えはじめると、今の自分に必要なのは別のノートだと気づきます。「自分が死んじゃったあとのことを考えようとすると、今生きているうちにやりたいことがいっぱいあることにきづいた」公園と男の子とを描いた最後のページ。おじいちゃんの「このあとどうしちゃおう」ノートを読んだ人にだけ、その光景の中に、男の子を見守るおじいちゃんの姿が見えるんです─
(小説家 堀井拓馬)
【情報提供・絵本ナビ】