- 明るい映画、暗い映画
-
21世紀のスクリーン革命
Real Sound Collection 03
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909852199
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[BOOKデータベースより]
第1部 新しい画面の映画論(「明るい画面」の映画の到来;Zoom映画と切り返しの問題;現代映画の「暗さ」と接続/断絶の問題;現代アニメ文化における高さ=超越性の喪失;「明るい画面」の映画史に向けて;20世紀の「画面」の映画史)
[日販商品データベースより]第2部 画面たちの星座(21世紀映画のインフラストラクチャー;変容する現代日本アニメ;スタジオジブリとその周辺)
気鋭の批評家・映画史研究者である渡邉大輔による初の評論集。インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのか? 「明るい画面」と「暗い画面」という見立てから、これからの映画の可能性を読み解く画期的論考を収めた第1部、『君の名は。』『天気の子』『鬼滅の刃』『ドライブ・マイ・カー』など、話題のアニメ・映画を鋭く論じた第2部、合計328頁のボリュームでお届けする。
「これぞ「ポスト・パンデミック時代の映画」の条件だ。
だがそれは、現状より10年以上前から、私たちにひたひたと忍び寄ってきたものの汪溢だった。
その事実を、本書は、徹底的に暴く。デスクトップ的なZoom映画、人新世、「明るい暗さ」、暗黒啓蒙、接触的平面、ポスト・ヒューマニティーズ、そしてZ世代――。映画と、世界とを語る、最先端のキーワードを充填して。
これが、僕たちの時代の切れ味である。」(さやわか・物語評論家)