- ひらがなの天使
-
谷川俊太郎の現代詩
七月社
JRC
日教販
中村三春
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909544308

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[BOOKデータベースより]
触発から詩が生まれる。最も素朴な文字によるひらがな詩が、世界の沈黙と対峙して、超絶的な言葉を奏でる。コラージュ、シミュレーショニズム、パスティーシュ、対位法などを視点に、モーツァルトとクレーからの触発を核として、現代芸術と切り結ぶ谷川俊太郎の魅惑の根元に迫る。
序 沈黙と雑音―谷川俊太郎の現代詩
[日販商品データベースより]第1章 言葉の形而上絵画―谷川俊太郎『六十二のソネット』
第2章 現代芸術としての詩―谷川俊太郎『定義』『コカコーラ・レッスン』『日本語のカタログ』
第3章 翻訳とひらがな詩―谷川俊太郎のテクストにおける触発の機能
第4章 ひらがなの天使(上)―谷川俊太郎『モーツァルトを聴く人』『クレーの絵本』『クレーの天使』
第5章 ひらがなの天使(下)―谷川俊太郎におけるクレーとモーツァルト
第6章 挑発としての翻訳―谷川俊太郎の英訳併録詩集『minimal』
第7章 発語の瞬間を見つめて―谷川俊太郎『ベージュ』など
跋 絵本『ぼく』のまわり
教科書に載り、テレビCMで朗読され、ポップソングとして歌われる……。もはや「国民的詩人」と言っても過言ではない谷川俊太郎の詩業を、処女詩集の『二十億光年の孤独』から88歳時の詩集『ベージュ』まで、深く丁寧に読み込む。
モーツァルトとクレーからの触発を核として、現代芸術とも切り結ぶ、谷川俊太郎の魅力とは。