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[BOOKデータベースより]
本訳書のもとになった『イエス・キリストの生涯の鏡』(The Mirror of the Blessed Life of Jesus Christ)は、カルトジオ会、マウント・グレイス小修道院長ニコラス・ラヴ(Nicholas Love)が、偽ボナヴェントゥラによる『キリストの生涯についての黙想』(Meditationes Vitae Christi)を15世紀初めに翻訳・加筆した作品。原作の『黙想』は、全ヨーロッパに広く流布し、そのラテン語原典写本は無数といってよく、各現地語にも翻訳された。英語でも、部分訳、あるいはコンピレーションの中に織り込まれたものが多数あるが、なかでもニコラス・ラヴの『鏡』は、広く、長く愛され、現在でも約50本(断片もあわせると60本あまり)の写本が残っている。聖書の英語訳が禁じられていた当時、聖書に代わる読み物として教会から認められた。
第1部 月曜日の黙想
[日販商品データベースより]第2部 火曜日の黙想
第3部 水曜日の黙想
第4部 木曜日の黙想
第5部 金曜日の黙想
第6部 土曜日の黙想
第7部 日曜日の黙想
聖書の英語訳が禁じられていた時代、聖書に代わる読み物として教会から認められた英語圏における初期最大の聖書物語。本邦初の翻訳。