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[BOOKデータベースより]
笑いとは何か?人はなぜ笑うのか?私たちは毎日さまざまな笑いを笑っている。複雑で微妙な意味をこめた笑いは、とても人間的で、理性を逸脱することも多い。でも哲学者たちは昔からずっとこの笑いというものに魅せられてきた。ソクラテスからデカルト、カント、そしてニーチェ、フロイトなどの笑いをめぐる思索をたどりながら、生きること、笑うことの広くて深い意味をさぐる。
序論 三種類の笑い
[日販商品データベースより]第1章 喜劇の誕生と古代における笑い
第2章 中世における民衆の笑いの文化
第3章 ルネサンスの笑いの文学
第4章 近代の心身二元論に依拠した笑いの理論と優越の理論
第5章 笑いの共同体の理論
第6章 笑いの放出の理論
第7章 同一性と差異のシステムとしての笑い
第8章 自由と治療の手段としての笑い
人はなぜ笑うのか。赤子の無垢な笑いからも、人が社会的動物になるために笑いは必須であろう。ソクラテスからデカルト、スピノザ、ニーチェ、フロイトまで、ユーモア、アイロニー、ウィットなどの笑いから哲学史をたどり、笑いの多様性と意味をも探る。