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[BOOKデータベースより]
大連のアカシアの匂いが、現在と思いがけなかった過去を交錯させる。個人を束縛する国家や血縁から自由であろうとし、まっすぐに生き、しかしやはり自由にはなれなかった濤子。父は満州で何を守ったのか。強制連行された恋人の最期の胸のうちには何があったのか。時が過ぎ、いまなら落ち着いて振り返ることができるかもしれない。過去を弔いに、大切な人たちと過ごした虚妄の街・大連へ―。花の匂いと戦中の記憶 書き下ろし小説。