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価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2021年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
東方ユダヤの伝統音楽であるイディッシュ民謡がユダヤ人にとって「血塗られた国」になったドイツであらためて歌われるようになったのはなぜか。イディッシュ民謡誕生の歴史を踏まえたうえ、東西冷戦下でイディッシュ民謡を歌いつづけたフォーク歌手たちの軌跡をたどることで戦後ドイツにおけるユダヤ音楽文化の姿を照らし出す。
第1章 生きること/うたうこと―ユダヤ人の生活のなかの音楽
[日販商品データベースより]第2章 ヴァルデック城1964―フォークリバイバルのはじまり
第3章 イディッシュをうたうフォーク歌手たち―贖罪をこえて
第4章 イディッシュをうたう子どもたち―未来のための追想
第5章 アムステルダムから東ベルリンへ―ユダヤ人歌手リン・ヤルダティ
第6章 再統一ドイツとイディッシュ歌謡―クレズマー音楽ブームのなかで
東方ユダヤ人が歌い継いできたイディッシュ民謡の歴史などを押さえ、多くのフォーク歌手へのインタビューも踏まえて、ユダヤ人の伝統歌謡がなぜドイツで歌われるのかに光を当てる。同時に、20世紀ドイツの社会・文化の変容をもあざやかに照らし出す。