- 「家族」はどこへいく
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232816
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[BOOKデータベースより]
少子化・高齢化・晩婚化が同時に進行するなかで、DVや児童虐待、子殺し・親殺しのニュースが毎日飛び交い、「家族」がきわめて今日的な問題として浮上している。これを「家族の危機」として捉えるかぎり、「危機」の原因を探り、崩壊を嘆く言説は流通しつづけるだろう。それに対して本書では、病理の象徴として家族を論じるのではなく、家族を論じることを通して社会のありようを注視する。具体的には、捨て子が文化としてあった江戸期の家族像や戦後日本における家族の変容などの歴史事象を確認し、人口減少社会の実情や地域と家族の関係性を把握し、家庭内殺人をめぐるメディア報道のあり方などを俎上に載せて家族をめぐる問題系を読み解く。家族と社会の「これまで」と「これから」を見定める格好の入門書。
第1章 家族の歴史を読み解く(一九八〇年代から九〇年代へのパラダイム転換;近代家族と子育て ほか)
[日販商品データベースより]第2章 戦後日本の家族はどう変わったか(戦後日本の家族の話をするにあたって;日本の「家」と日本型近代家族 ほか)
第3章 都市・家族・ネットワーク(戦後家族の変化;地域社会と家族 ほか)
第4章 人口減少社会と家族のゆくえ(人口減少社会は不可避;少子化はなぜ問題か ほか)
第5章 都市化に伴う家族の変容(現代民俗学とその視点;現代家族は崩壊したのか―そのリアリティーと現実 ほか)
少子化・高齢化・晩婚化が同時に進行し、DVや児童虐待、子殺し・親殺しのニュースが毎日飛び交うほど、家族がきわめて今日的な問題として浮上している。江戸期から現在までの家族の歴史を押さえたうえで、人口減少社会の実情など現代的な問題に迫る入門書。