- 死と死別の社会学
-
社会理論からの接近
青弓社ライブラリー 43
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2005年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232502
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[BOOKデータベースより]
死が医療などの専門職に管理され、日常生活から隠蔽・排除される「死のタブー化」が進行している。他方で、それに対立する考え方も台頭した。他者の死や死別を共有する伝統的な共同性を回顧する志向、そして「自分らしい死」という理念=死の自己決定を重視する志向である。一見すると相容れない死をめぐるこれらの志向は、しかし相補的な図式を形成してある種の死の共同性を生起させている。そのとき、共同性=規範として選択された「良き死」が同化と排除の構造を駆動することを、ウェーバーやデュルケム、パーソンズ、エリアス、ギデンズ、バウマンなどの社会理論から明らかにする。現代社会における死と死別の意味を再考し、死のコード化によって他者を否定しない生の関係性のありようを模索する。
第1章 死の意味喪失と自己本位の死
[日販商品データベースより]第2章 マクロの死、ミクロの死
第3章 「閉ざされた人間」の死
第4章 モダニティの死、ポストモダニティの死
第5章 死別と社会的死
第6章 「死のタブー化」再考
第7章 死の共同性、生の関係性
「自分らしい死」への志向と専門職に管理される死という現状は、一見相反していながら実は相補的な図式を形成して死の共同性を生起させ、同化と排除の構造を駆動していることを、ウェーバーやパーソンズ、ギデンズ、バウマンなどの社会理論から解明する。