この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 代替養育の社会学
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2017年02月発売】
- リスク社会のフレーム分析
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2015年08月発売】
- 現代社会用語集 増補版
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2021年08月発売】
- よくわかる教育社会学
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2012年04月発売】
- 巨大ロボットの社会学
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2019年11月発売】
[BOOKデータベースより]
児童養護施設や母子生活支援施設、里親などの子どもを養護する現場や制度が抱える様々な規範を、医療・教育・ジェンダーなどの多角的な視点から浮き彫りにして、「家族・家庭」と「施設の専門性」の間に生じるジレンマや子どもが直面する困難を明らかにする。
序章 「社会的養護の社会学」のインプリケーション
[日販商品データベースより]第1部 社会的養護と「家庭」(母性的養育の剥奪論/愛着理論の再構築と里親委託―一九七〇‐二〇〇〇年代の里親関連専門誌の分析から;社会的養護政策での「家庭的」の意味とその論理―二〇〇〇年代以降の政策関連資料から;児童養護施設が「家庭的」であること―中規模施設と地域小規模施設の比較から)
第2部 子どもの教育体制と施設内規律(児童養護施設で暮らす子どもたちの“仲間”と“友人”―施設と学校でともに生きるということ;児童養護施設の職員は子どもの医療化とどう向き合ったのか;母子生活支援施設の母親規範を問う―介入手段としての生活の決まりに着目して)
終章 二〇〇〇年代以降の社会的養護と社会規範・専門概念・ネットワーク
社会的養護の現場では、どのような困難が経験され、施設の何が問題とされているのか。児童養護施設や母子生活支援施設、里親などの調査を積み重ね、医療・教育・ジェンダーなどの多角的な視点から、家族・家庭と施設の専門性の間に生じるジレンマに迫る。