ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
幻燈・玩具映画・小型映画
思文閣出版 福島可奈子
点
第1部 映像メディアの大衆化―幻燈全盛の時代(社会教育ツールとしての幻燈―鶴淵幻燈舗を中心に;布教活動としての幻燈―中島待乳と池田都楽を中心に;口演童話「お伽噺」と幻燈―雑誌『少年世界』の幻燈利用)第2部 子供たちの映像文化―玩具映画全盛の時代(幻燈から活動写真のはざま―家庭用映像機器広告にみる混淆;視覚玩具文化とその流行;玩具映画の産業構造)第3部 アマチュア映画と教育映画のナショナリズム―小型映画全盛の時代(フランス小型映画の世界市場戦略と日本;混淆する小型映画の栄枯盛衰―国家統制の陰;「教育映画」から「文化映画」、そして幻燈復活へ)
戦前の日本には、映画館以外の場所で利用された「非劇場型」の映像機器が多種多様に存在していた。ときに家庭の娯楽として、ときに学校や宗教施設で教育目的に受容されていたそれらは、今では衰退し忘れ去られて久しい。本書では、その実態を掘り起こすため著者自身が十数年にわたって調査・分析し、撮影した明治〜昭和(戦前期)のスライドやフィルム、映写機器等の一次資料を豊富に組み込み、戦前期日本で幻燈や玩具映画、齣フィルム、小型映画などの雑多なメディアが入り混じりながら技術的・産業的に発展・回帰・衰退していくさまを明らかにする。デジタル一元化の時代に、傍流として置いてきた「異形」の数々を拾い上げる「メディア考古学」的実践の書。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
緑川ゆき
価格:594円(本体540円+税)
【2023年09月発売】
桜庭一樹
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2022年07月発売】
ぎぼりつこ
価格:968円(本体880円+税)
【2003年05月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
第1部 映像メディアの大衆化―幻燈全盛の時代(社会教育ツールとしての幻燈―鶴淵幻燈舗を中心に;布教活動としての幻燈―中島待乳と池田都楽を中心に;口演童話「お伽噺」と幻燈―雑誌『少年世界』の幻燈利用)
[日販商品データベースより]第2部 子供たちの映像文化―玩具映画全盛の時代(幻燈から活動写真のはざま―家庭用映像機器広告にみる混淆;視覚玩具文化とその流行;玩具映画の産業構造)
第3部 アマチュア映画と教育映画のナショナリズム―小型映画全盛の時代(フランス小型映画の世界市場戦略と日本;混淆する小型映画の栄枯盛衰―国家統制の陰;「教育映画」から「文化映画」、そして幻燈復活へ)
戦前の日本には、映画館以外の場所で利用された「非劇場型」の映像機器が多種多様に存在していた。ときに家庭の娯楽として、ときに学校や宗教施設で教育目的に受容されていたそれらは、今では衰退し忘れ去られて久しい。
本書では、その実態を掘り起こすため著者自身が十数年にわたって調査・分析し、撮影した明治〜昭和(戦前期)のスライドやフィルム、映写機器等の一次資料を豊富に組み込み、戦前期日本で幻燈や玩具映画、齣フィルム、小型映画などの雑多なメディアが入り混じりながら技術的・産業的に発展・回帰・衰退していくさまを明らかにする。
デジタル一元化の時代に、傍流として置いてきた「異形」の数々を拾い上げる「メディア考古学」的実践の書。