- EUの経済・通貨同盟
-
ガバナンス改革と欧州単一通貨制度のゆくえ
松山大学研究叢書 第111巻
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2023年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784771037267
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- EUと新しい国際秩序
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2021年11月発売】

























[BOOKデータベースより]
EUは1999年に単一通貨ユーロを導入し、経済・通貨同盟の第3段階に進んだ。しかし、欧州金融危機はEUの通貨制度の脆弱さを露呈させるに至る。本書は、欧州金融危機を契機とするガバナンス改革と改革後のEMUの第3段階の展開を考察し、EUの単一通貨制度の特質と問題点を明らかにする。
序章 欧州統合と欧州単一通貨制度の軌跡
[日販商品データベースより]第1章 ユーロ圏の金融危機
第2章 EUの競争政策とギリシャの国家債務支払問題
第3章 第3次金融支援後のギリシャ経済
第4章 EUの経済ガバナンス改革
第5章 ユーロシステムの非標準的金融政策の展開
第6章 ユーロシステムの量的緩和金融政策の効果と副作用
第7章 欧州金融危機後の金融システムの強化と欧州銀行同盟
第8章 欧州銀行同盟の課題と将来
第9章 シャドー・バンキング・システムについて
第10章 EUのシャドー・バンキング・システム規制―市場規制を中心に
EMUの深化がもたらす功罪
欧州金融危機を契機とした改革は,ユーロ圏の経済力を強化したのか,
格差と分裂を生みだしたのか.その特質と問題点を明らかにする.
EUは1999年に単一通貨ユーロを導入し,経済・通貨同盟の第3段階に進んだ.しかし,欧州金融危機はEUの通貨制度の脆弱さを露呈させるに至る.本書は,欧州金融危機を契機とするガバナンス改革と改革後のEMUの第3段階の展開を考察し,EUの単一通貨制度の特質と問題点を明らかにする.