- 古墳と池溝の歴史地理学的研究
-
- 価格
- 9,900円(本体9,000円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757608535
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
|
ゲスト さん (ログイン) |
|
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
[BOOKデータベースより]
河内平野・上町台地に展開する治水・潅漑事業の分析は、『記紀』などにふれられる大王陵や最古の溜池である依網池・狭山池、和気清麻呂の河内川などの解明に結びつく。本書は、各種地形図・古絵図の読解をもとに史的文献や発掘資料を援用し、現地踏査を基軸に置いて埋もれた古代歴史の価値を再発見する、歴史地理学に立脚した古墳・池溝の復原研究である。
序章 研究の目的と課題
[日販商品データベースより]第1章 河内大塚山古墳の研究動向と周辺域古墳群の復原
第2章 近世初期の依網池の復原と水利機能
第3章 我孫子村絵図にみる依網池水利の特殊性
第4章 復原研究にみる古代依網池の開削
第5章 一九世紀初頭狭山池水下絵図にみる水利空間と溜池環境の考察
第6章 古墳周濠の土地条件と集水機能―大仙陵池への狭山池用水の導水をめぐって
第7章 大山古墳墳丘部崩形にみる尾張衆黒鍬者の関わりからの検討―誉田御廟山古墳墳丘部崩形との関連性をふまえて
第8章 和気清麻呂の河内川導水開削経路の復原とその検証
〈日本の古代の土地開発の原点に迫る〉
大阪に広がる河内平野や上町台地に展開した治水・灌漑事業の分析は、『古事記』『日本書紀』などにふれられた大王陵や最古の溜池である依網池(よさみいけ)、狭山池、和気清麻呂の河内川などの解明に結びつく。
本書は、各種地形図・古絵図の読解をもとに史的文献や発掘資料を援用し、現地踏査を基軸に置いて、埋もれた古代歴史の価値を再発見する、歴史地理学に立脚した古墳・池溝の復原研究である。
図表・写真を一〇〇点以上収録し、また、世界文化遺産国内推薦候補に選定された「百舌鳥・古市古墳群」への提言も収める。