ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
甦る抗日戦争の記憶と新たなナショナリズム
みすず書房 ラナ・ミッター 関智英 濱野大道
点
なぜいま抗日戦争なのか?注目の背景にある変化とは?オックスフォード大学の専門家が、政界と学界、映画、ソーシャル・メディア上の議論までを読み解く。
はじめに―中国の戦争、記憶、ナショナリズム第1章 熱い戦争と冷たい戦争―中国の闘い 1937〜1978年第2章 歴史をめぐる戦争―中国の政治を形づくる歴史研究第3章 記憶、郷愁、破壊―中国の公的な領域は第二次世界大戦をどのように受け容れたのか第4章 古い記憶と新しいメディア―インターネット、テレビ、映画のなかの戦時史第5章 重慶から延安まで―地域の記憶と戦時中のアイデンティティ第6章 カイロ症候群―第二次世界大戦と現代中国の国際関係終章 中国の長い戦後
かつては限られた語りしか許されていなかった抗日戦争(日中戦争)の記憶が、国力を増す中国でいま、「よい戦争」として甦っている。タブーだった蒋介石と国民党に対する再評価が進み、第二次世界大戦後の国際秩序の形成に自国が果たした役割にも、新たなまなざしが向けられている。何が起きているのか?本書は、オックスフォード大学で現代中国史を研究する第一人者が、1980年代以降の政界と学界の動向から、博物館の展示拡充、文学潮流、人気映画、ソーシャル・メディア上の議論までを取り上げ、中国のナショナリズムと内的論理を多角的に分析するものである。射程は現在の日中関係にも及ぶ。『南京! 南京!』『エイト・ハンドレッド(八佰)』など中国のヒット映画と、『永遠の0』『この世界の片隅に』ほか日本の人気作との違いを論じ、歴史教科書問題や尖閣諸島(釣魚群島)をめぐる対立の背景に潜む異なる記憶の回路にも迫っていく。日中関係の今後を考えるうえでも新たな手がかりとなる本書は、『フォーリン・アフェアーズ』『スペクテイター』『アジアン・レビュー・オブ・ブックス』などで年間ベストブックにも選ばれた。日本版序文と監訳者による解説を収録。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ジェイムズ・リーバンクス 濱野大道
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2023年03月発売】
ジェフリー・ケイン 濱野大道
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2022年01月発売】
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
若手三喜雄
【2017年03月発売】
マイケル・ボンド 木村博江
価格:704円(本体640円+税)
【2002年11月発売】
水島新司
価格:556円(本体505円+税)
【1999年11月発売】
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
なぜいま抗日戦争なのか?注目の背景にある変化とは?オックスフォード大学の専門家が、政界と学界、映画、ソーシャル・メディア上の議論までを読み解く。
はじめに―中国の戦争、記憶、ナショナリズム
[日販商品データベースより]第1章 熱い戦争と冷たい戦争―中国の闘い 1937〜1978年
第2章 歴史をめぐる戦争―中国の政治を形づくる歴史研究
第3章 記憶、郷愁、破壊―中国の公的な領域は第二次世界大戦をどのように受け容れたのか
第4章 古い記憶と新しいメディア―インターネット、テレビ、映画のなかの戦時史
第5章 重慶から延安まで―地域の記憶と戦時中のアイデンティティ
第6章 カイロ症候群―第二次世界大戦と現代中国の国際関係
終章 中国の長い戦後
かつては限られた語りしか許されていなかった抗日戦争(日中戦争)の記憶が、国力を増す中国でいま、「よい戦争」として甦っている。タブーだった蒋介石と国民党に対する再評価が進み、第二次世界大戦後の国際秩序の形成に自国が果たした役割にも、新たなまなざしが向けられている。何が起きているのか?
本書は、オックスフォード大学で現代中国史を研究する第一人者が、1980年代以降の政界と学界の動向から、博物館の展示拡充、文学潮流、人気映画、ソーシャル・メディア上の議論までを取り上げ、中国のナショナリズムと内的論理を多角的に分析するものである。
射程は現在の日中関係にも及ぶ。『南京! 南京!』『エイト・ハンドレッド(八佰)』など中国のヒット映画と、『永遠の0』『この世界の片隅に』ほか日本の人気作との違いを論じ、歴史教科書問題や尖閣諸島(釣魚群島)をめぐる対立の背景に潜む異なる記憶の回路にも迫っていく。
日中関係の今後を考えるうえでも新たな手がかりとなる本書は、『フォーリン・アフェアーズ』『スペクテイター』『アジアン・レビュー・オブ・ブックス』などで年間ベストブックにも選ばれた。日本版序文と監訳者による解説を収録。