- 医療と戦時下の暮らし
-
不確かな時空を生きる
法政大学出版局
新村拓
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2022年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588312151

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[BOOKデータベースより]
軍需優先の戦時体制のもとで生じた医療者や医薬品の不足は、いかに銃後の傷病人を苦しめ、多くの命を奪うことになったのか。そして、戦時下に形成された医療体制は戦後どのような展開を遂げ、現代の日常とつながっているのか。戦時という不確かな時空を生きた人びとの膨大な証言・体験・記憶に基づき、非常時の暮らしを精緻に描き出す。第一人者による集大成の書。
第1章 統制に翻弄される薬業界と消費者
[日販商品データベースより]第2章 疲弊した医師 激変する戦後医療
第3章 体力増進と人口増殖に注力した総力戦
第4章 結核と梅毒を拡散させた貧困と戦争
第5章 徴用の不足を補う学徒勤労動員
第6章 防空法制下の不自由な暮らし
第7章 建物疎開と学童集団疎開
第8章 熱帯医学と検疫と進駐軍
第9章 予防薬と流行薬
軍需優先の戦時体制のもとで生じた医療者や医薬品の不足は、いかに銃後の傷病人を苦しめ、多くの命を奪うことになったのか。そして、戦時下に形成された医療体制は戦後どのような展開を遂げ、コロナ禍の現代とつながっているのか。戦時という不確かな時空を生きた人びとの膨大な証言・体験・記憶に基づき、非常時の暮らしを精緻に描き出す。日本医療社会史の第一人者による集大成の書。