- 哀しみに寄り添う
-
伊集院静傑作短編集
双葉文庫 いー54ー06
- 価格
- 715円(本体650円+税)
- 発行年月
- 2023年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575526592
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[BOOKデータベースより]
夫を亡くした由美は、哀しみのなか、息子の茂を育てていた。野球少年の茂を通して、亡き夫の想い、そして息子の成長を知る(「夕空晴れて」)。失踪した親友の妹・公子を訪ねた是水は、いまだ兄の行方を追う公子と話すうち、若き日に事故で亡くなった大切な弟のことを思い起こす(「くらげ」)。「大人の流儀」シリーズの著者にして、短編小説の名手が描く、6つの物語。哀しみを抱えている人に、そっと寄り添い、少しずつでも前に歩き出せるよう、背中を押してくれる―そんな物語が詰まった珠玉の短編集。
[日販商品データベースより]「小説は哀しみにくれる人を救うことはできない。ただ、寄り添うことはできる」。2011年3月11日の東日本大震災で自身が被災した際に著者が語った言葉だ。大切な人を失い哀しみのただ中にいる人、人生の希望を失い悲嘆にくれる人・・・・・・そんな人たちの哀しみに寄り添う、伊集院静の傑作短編集。物語の登場人物も連れ合いや我が子、家族を失いながらも、前を向いて歩こうとする。そんな姿が読者の心に小さな希望の光を灯すことを願って。