- 大阪時事新報の研究
-
「関西ジャーナリズム」と福澤精神
叢書パルマコン 05
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2021年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784422202976
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 生成AIの法律実務
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2025年04月発売】
- 教育ビジネス
-
価格:1,848円(本体1,680円+税)
【2025年07月発売】
- 日本の城を攻める! お城白熱教室
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年08月発売】
- 図解まるわかり システム開発のための見積りのきほん
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年09月発売】
- 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門ー保守しやすい成長し続けるコードの書き方
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2025年01月発売】
[BOOKデータベースより]
新聞の未来をも逆照射する、「商業的負け組」のメディア史論。『朝日』や『毎日』の正史からは見えない、もうひとつの大阪。
はじめに 関西ジャーナリズムの系譜学
[日販商品データベースより]序章 実業の都と福澤精神
第1章 大関西圏構築の夢―帝国を疾駆する「汽車博」
第2章 夕刊発行と時間軸の拡大―化け込み記者・下山京子
第3章 リベラルな場としての大阪社会部―主義者・難波英夫
第4章 距離を埋めるテクノロジー―「東京電話」
第5章 福澤精神の射程―主筆・土屋大夢がみた大衆
第6章 “二流紙”の日本主義―「メディアと戦争」異聞
第7章 「地方」の動員―新聞統合と大阪新聞の誕生
第8章 よみがえる大阪時事―戦後の復刊
おわりに 規範論を越えて
明治38年に福澤諭吉が生んだ一流紙『時事新報』の「分身同体」として創刊された『大阪時事新報』。同紙は、大阪発祥の大衆紙『朝日』『毎日』の牙城を脅かす存在とはなり得なかったが、「関西ジャーナリズム」のもう一つの姿を体現していた。啓蒙主義的市民主義を掲げて、関西に市民社会の移入を試みた名門紙の挫折の歴史を追うことで、新聞メディア衰退期の今こそ、その立ち返るべき地点をも逆照射する画期的な関西メディア史。