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[BOOKデータベースより]
厳しい飲酒規制がしかれる町の一角で、祖先から受け継がれた物語をキャンバスに描きながら、当たり前のように酒を飲んでいるアボリジニの人びと。彼らは「人種差別」と批判されるような国家の強圧的な介入に対して、抵抗するわけでもなく、従うわけでもなく、狩りの知識とスキルを活かして平然とそれをかわし、楽しそうに酒を飲み続けていた。「危機」に直面しているといわれているアボリジニ社会の、この「危機らしからぬ」現状を、私たちはどう理解することができるのだろうか。
序論
[日販商品データベースより]第1部 アボリジニとポスト植民地状況(飲酒政策をめぐるアボリジニの分断;中央砂漠におけるアボリジニと入植者の関係)
第2部 アナングと酒の歴史的展開(中央砂漠の住民、アナング;酒の扱い方の変遷)
第3部 酒狩りとアナング・ウェイ(酒の購入資金を稼ぐ;酒を獲得する;酒を分配する;関係を修復する)
結論
「酒は白人の毒だ」飲酒行為をめぐる文化人類学。酒によって失われた先住民アボリジニの文化と社会。厳しい飲酒規制がしかれる町の一角で、祖先から受け継がれた物語をキャンパスに描きながら、当たり前のように酒を飲んでいるアボリジニの人びと。「危機」に直面しているといわれているアボリジニ社会の、この「危機らしからぬ」現状を、私たちはどう理解することができるのだろうか。