- 幕臣・小栗忠順の真実
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2026年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569905853
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[BOOKデータベースより]
すごい“逆賊”がいた!開明派として幕府を最後まで支え続け、東郷平八郎元帥に感謝された男の波乱の生涯。
第一章 旗本の名家に生まれる 文武に秀でた気鋭の俊才(三河譜代の名門小栗家;独立不羈の精神に富む;エリート街道をひた走るしての渡米)
[日販商品データベースより]第二章 忠順を変えた世界一周 外交使節としての渡米(遣米使節団として太平洋を横断する;アメリカで西洋文明に衝撃を受ける;世界を一周しての帰国)
第三章 内憂外患の最前線に立つ 開明派官僚としての苦悩(外交方針をめぐり幕閣の不興を買う;朝廷や雄藩との対決路線をとる;軍制改革に挑む;幕府の財政を支える)
第四章 幕府の近代化路線の旗手となる フランスの援助(横須賀製鉄所の建設を目指す;フランス財政援助を引き出す;兵庫商社の設立による貿易統制と紙幣発行)
第五章 逆賊の幕臣として死す 戊辰戦争の裏側(最後の将軍徳川慶喜との微妙な関係;戊辰戦争の引き金となった薩摩藩邸焼き討ち;退けられた抗戦論と知行所への土着;新政府に処刑される)
第六章 小栗の遺産と名誉回復の道 明治国家を支えた要人の評価(忠順の遺族と姻戚関係になった大隈重信の庇護;福沢諭吉からの高い評価;東郷平八郎が忠順の孫に送った謝辞)
ロシアのバルチック艦隊を打ち破った東郷平八郎は、のちに小栗忠順の娘婿と孫を自邸に招き、感謝の意を表したという。忠順が設立に尽力した横須賀製鉄所が、のちに横須賀海軍工廠となり、そのおかげで帝国海軍は勝利をすることができたからだった。
文政10年(1827)、三河譜代の家に生まれた忠順は、海外を経験した開明派の幕臣として、内憂外患に苦しむ幕府を支えるべく、自らが信じる道を邁進する。
その能力の高さゆえ、外国奉行、勘定奉行、陸軍奉行並、海軍奉行並と次々に重職に就くも、果断な性格が上層部の反感を買って解任、ということを繰り返す。
そして、最後の将軍・徳川慶喜の大政奉還によって時代は大きく動き、忠順は“逆賊”として斬首されることになった――。
なにゆえ、小栗忠順は逆賊とされたのか。そして、近代日本誕生に忠順が果たした役割とは。
大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公の真実に迫った一冊。