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中公文庫 お86ー2
中央公論新社 尾崎士郎
点
大横綱双葉山、大関大の里、大関清水川…。土俵人格論を展開しながら、なお愛惜にみちた筆致で力士たちを活写する。「相撲を語っては当代随一」と言われた作家の厳しくも温かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの激しい気合が滲み出る。
浜町河岸木鶏土俵と人生めくら(盲目)仕切土俵を見る眼昨日の花力士への憧憬忘れがたき力士触太鼓回想断章能代潟大の里大関清水川人生の一記録三十年間精神と伝統土俵の郷愁朝汐のこと大内山のアゴ大森相撲協会地方巡業横綱格上げ説横綱土俵入り跋
土俵人格論を展開した尾崎士郎の随筆集。筆者の厳しくも暖かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、一人一人の力士を限りない愛情で活写する。行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの厳し気合いが滲み出る。〈解説〉山内昌之・著者の尾崎士郎は、大正9年の栃木山・朝潮戦観戦を機に、無類の相撲愛好家となり、双葉山70連勝を阻んだ安藝ノ海戦も観戦している(本書にも当時の回想あり)。晩年は横綱審議委員にもなり、角界のご意見番的存在であった。・著者のスタンスは、土俵に躍動する力士への思慕であり、力士個人とは一定の距離を保つ、その姿勢が文章に客観性と高潔さを生み、読者を自然と相撲の魅力に気づかせてくれる。・当代「大の里」の四股名は、昭和初年の大関大の里に由来しているが、その「大の里」を忘れがたき力士として一章割いていることは特筆される。・底本には、ベースボールマガジン社刊(1995年)では除かれていた3章分を含む東京創元社版(1957年)を使用する。
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[BOOKデータベースより]
大横綱双葉山、大関大の里、大関清水川…。土俵人格論を展開しながら、なお愛惜にみちた筆致で力士たちを活写する。「相撲を語っては当代随一」と言われた作家の厳しくも温かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの激しい気合が滲み出る。
浜町河岸
[日販商品データベースより]木鶏
土俵と人生
めくら(盲目)仕切
土俵を見る眼
昨日の花
力士への憧憬
忘れがたき力士
触太鼓
回想断章
能代潟
大の里
大関清水川
人生の一記録
三十年間
精神と伝統
土俵の郷愁
朝汐のこと
大内山のアゴ
大森相撲協会
地方巡業
横綱格上げ説
横綱土俵入り
跋
土俵人格論を展開した尾崎士郎の随筆集。筆者の厳しくも暖かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、一人一人の力士を限りない愛情で活写する。
行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの厳し気合いが滲み出る。〈解説〉山内昌之
・著者の尾崎士郎は、大正9年の栃木山・朝潮戦観戦を機に、無類の相撲愛好家となり、双葉山70連勝を阻んだ安藝ノ海戦も観戦している(本書にも当時の回想あり)。晩年は横綱審議委員にもなり、角界のご意見番的存在であった。
・著者のスタンスは、土俵に躍動する力士への思慕であり、力士個人とは一定の距離を保つ、その姿勢が文章に客観性と高潔さを生み、読者を自然と相撲の魅力に気づかせてくれる。
・当代「大の里」の四股名は、昭和初年の大関大の里に由来しているが、その「大の里」を忘れがたき力士として一章割いていることは特筆される。
・底本には、ベースボールマガジン社刊(1995年)では除かれていた3章分を含む東京創元社版(1957年)を使用する。