- 谷崎潤一郎を知っていますか 文庫版
-
愛と美の巨人を読む
新潮文庫 あー7ー42
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2024年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101255422
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[BOOKデータベースより]
「お前さんは真先に私の肥料になったんだねえ」―『刺青』で鮮烈な文壇デビューを果たし、『痴人の愛』『卍』『細雪』と名作を多く遺した谷崎潤一郎。性の不一致を理由に妻を友人に譲渡、義妹といかがわしい交際をする等、私生活は世界の大顰蹙を買う一方、飽くなき妄執を巧みな筆致と見事な日本語で描き出した作品は耽美の極みと絶賛される。公私共に異常に乱れた巨匠の文学世界を徹底解説。
1 妖艶なるデビュー―“刺青”“お艶殺し”
[日販商品データベースより]2 母性への憧れ―“母を恋うる記”“少将滋幹の母”“夢の浮橋”
3 女性は主張する―“痴人の愛”
4 モチーフはなんだろう―“卍”“蓼喰う虫”
5 悲しくも凛々しく―“盲目物語”
6 首肯されますか―“春琴抄”“蘆刈”
7 美女と鼻なし―“武州公秘話”
8 大正期の二本道―“二人の稚児”“人面疽”“白昼鬼語”
9 庶民の愛のコメディ―“猫と庄造と二人のおんな”
10 鶴は幸いにして雪に妙なり―“細雪”上・中巻
11 美はすでに滅びて―“細雪”中・下巻
12 文学と女性の関わり―生涯と作品を訪ねて
13 若い人には薦めないが…―“鍵”“瘋癲老人日記”
「お前さんは真先に私の肥料(こやし)になったんだねえ」――『刺青』で鮮烈な文壇デビューを果たし、『痴人の愛』『卍』『細雪』と名作を多く遺した谷崎潤一郎。性の不一致を理由に妻を友人に譲渡、義妹といかがわしい交際をする等、私生活は世間の大顰蹙を買う一方、飽くなき妄執を巧みな筆致と見事な日本語で描き出した作品は耽美の極みと絶賛される。公私共に異常に乱れた巨匠の文学世界を徹底解説