- 京博深掘りさんぽ
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- 価格
- 671円(本体610円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094073065
[BOOKデータベースより]
京都国立博物館(略して京博)の歴史、敷地や建物、働く人々、さらには文化財保存修理所など裏の裏まで京博を魅せる、面白過ぎるマンガエッセイ。京博は方広寺の旧境内に位置し、今でも屋根瓦が発掘されること、京博のシンボル「明治古都館」の装飾技法の話など、ツウも唸る話題が盛りだくさん。また、展覧会開催までのスケジュール、博物館のお仕事苦労話、PR大使トラりんの名前の由来など豆知識も。非公開の書庫や文化財保存修理所の内部などここでしか読めない深掘り話もざくざくです。文庫化にあたって加筆された特別ふろくマンガも必読。京博と周辺散策に必携です!
第1章 深掘り!京博ってどんなところ?敷地と建物(京博の敷地は歴史の舞台;文字通り深掘り!明治古都館;大仏殿の築地塀;本の宇宙 京博の書庫;京博の昭和建築;特別編・京博怪談)
第2章 深掘り!京博で働く人々(会場運営スタッフ 受付や看視など;衛士 警備や監視;環境整備係 電気・機械設備担当 ほか)
第3章 深掘り!文化財を守る人々(文化財の保存と修理所とは?;緊張!古文書・絵画の修理(前編;後編);彫刻の修理 仏像の手術;復元模写 当時の絵師に導かれて;保存科学 歴史と科学の最先端;もっと!ずっと!京都国立博物館)
京博を100倍楽しめるマンガエッセイ!
京都に生まれ育った著者が、京都国立博物館(略して京博) を丸ごと深掘りする、という斬新な一冊。
第1章は、京博の敷地と建物の話。京博は方広寺の大仏殿の旧境内に位置し、そこには奈良の大仏より大きな大仏があったこと、今でも発掘調査が続けられており、地下からは大仏殿の屋根瓦が発掘されているという話。さらに、京博のシンボル煉瓦造りの建物「明治古都館」の装飾技法についてや、東の庭にある謎めいた石仏群の話など、ツウな話題が次から次へと描かれます。非公開の書庫の内部も詳しく描かれ、京博にいかに多くの歴史的書物や資料が保管されているかを教えてくれます。
第2章は、京博で働く人々を深堀り。博物館には「衛士」という職名があり、警備や展示作品の監視をしていること、館内の電気や空調機を監視する環境整備係の日常や、展覧会の企画などを行う学芸部企画室のハードなスケジュールなどが働く人々にスポットを当てます。
第3章では、非公開の文化財保存修理所の仕事に迫ります。日頃知ることができない貴重な内容ばかり。
文庫化にあたって加筆された「グレりんコラム」「特別ふろくまんが」も必読。京博と周辺散策に必携の一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
来館者が展示を見ている足元に大仏殿の焼瓦が連なっている場面など、歴史と現在が交差する、まんがエッセイならではの描写がそこかしこにあるのも本書の魅力です。また、博物館の仕事ならではの苦労話や「職業病」逸話、歴史ある建物ならではの怪談話など、裏話ももりだくさん。
ツウが読んでも唸るような高尚な話題から、ミーハーな話題まで。
博物館や美術館に興味のある方にも大変面白い仕上がりです。
もちろん、京都に興味のある方なら、京都文化の根源となる京博のすべてがわかる、とても味わい深い一冊です。読んでから訪れれば、京博を、そして京都を100倍楽しめること間違いなしです!
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