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有罪か無罪かの判断ではなく有罪であることを確認するだけの裁判官、人質司法に歯止めをかけない裁判官、誤判があっても責任をとらない裁判官――。元裁判官である筆者は、これら刑事裁判の病理を改善するために提言し、闘ってきた。これまでに『刑事裁判を問う』、『刑事司法を考える』、『共犯者の自白』の3部作を刊行したが、それらは、刑事弁護人など司法関係者から高い評価と信頼を得た。本書は、3部作に続く、筆者の刑事司法に対する積年の思いこめた思索と実践をまとめた最後の集大成である。
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