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[日販商品データベースより]
【蚕神信仰とは?】
明治39年(1906)、日本は世界最大の生糸輸出国となり、昭和初期には国内農家のおよそ4割が養蚕に携わっていたといわれている。こうした養蚕の広がりのなかで育まれてきた蚕神信仰は、蚕の無事な成長を一心に願う人々の実践に根ざした民間信仰である。しかし、昭和50年(1975)頃を境に養蚕は急速に衰退し、それと歩調を合わせるように、蚕神信仰もまた人知れず姿を消していった。
わずか百年あまりのあいだに生まれ、広がり、そして忘れられていったこの信仰とは、いったい何であったのか。蚕とともに生き、心を込めて繭の豊作を願った人々の祈りは、今を生きる私たちに何を語りかけているのだろうか。
【内容紹介】
馬鳴菩薩、金色姫、四郎神、蚕玉様、蚕霊尊、絹笠様──養蚕を守護する神々の像・石碑・掛軸・御札を収録した、蚕神信仰に関する決定版写真集。
今日では失われ、あるいは非公開となっている貴重な資料を多数収録し、秋田県から大分県まで、全国各地で撮影された213点の写真を通して、日本の養蚕文化と民間信仰の広がりと多様性を視覚的に記録する。
地域の暮らしを知るための郷土史資料として重要であると同時に、失われつつある生活文化や人々の記憶を現在に伝える役割を担う一冊である。
【撮影箇所】
秋田県 岩手県 山形県 茨城県 群馬県 埼玉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 京都府 兵庫県 大分県