[BOOKデータベースより]
歴史を闇に葬るわけにはいかない。読み込んだ日米欧の機密文書は総計80万ページ、東独の党幹部・政府高官ら歴史の生き証人への聞き取り調査は延べ数百回に及ぶ。公文書の作成に関わった東独国家指導層に片っ端からコンタクトし、対日政策に携わった経済テクノクラートにはくまなく会った。そして、ついに埋められる歴史の空白…。ベルリン自由大学での博士論文を基礎に、10年をかけて取り組んだ調査と研究の結晶!
プロローグ 大物スパイの日本潜入
第1章 なぜ日本だったのか―東西冷戦の舞台裏
第2章 国家承認への渇望―社会党工作の失敗
第3章 歴史に消えたカリ貿易―不正で始まった東独ビジネス
第4章 東独・日本経済委員会の発足―政冷経熱の60年代
第5章 自民党と手を結べ―東西デタントと国交樹立
第6章 最高権力者を送り込め―帝国主義陣営への橋頭堡
第7章 財界人を活用せよ―絡め取られる日本企業
第8章 暗躍する産業スパイ―ココム違反への誘惑
第9章 崩壊への道程―もう一つの東芝ココム事件
第10章 ホーネッカー訪日―無謀なる野望の終焉
第11章 文化政策の虚実―そして、何が遺ったのか
エピローグ 冷戦とは何か―過ちを繰り返さないために
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