- 街とその不確かな壁 下
-
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2025年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101001791
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 街とその不確かな壁 上
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年05月発売】
- 一人称単数
-
価格:792円(本体720円+税)
【2023年02月発売】
- 街とその不確かな壁
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年04月発売】
- 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年02月発売】
- 午後の最後の芝生
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年09月発売】
[BOOKデータベースより]
図書館のほの暗い館長室で、「私」は「子易さん」に問いかける。孤独や悲しみ、“街”や“影”について…。そんなある日、「私」の前に不思議な少年があらわれる。イエロー・サブマリンの絵のついたヨットパーカを着て、図書館のあらゆる本を読み尽くす少年。彼は自ら描いた謎めいた“街”の地図を携え、影を棄てて壁の内側に入りたいと言う―二つの世界を往還する物語がふたたび動き出す。
[日販商品データベースより]〈夢読み〉として幻想の街にとどまるのか、〈影〉を取り戻して壁の外に立ち戻るのか――孤独な心を抱えながら現実世界で四十五歳になった主人公の「私」は、ある夜の夢に導かれ、会津の山間(やまあい)の小さな町に向かい、図書館長の職に就いた。ベレー帽にスカート姿の前館長子(こ)易(やす)老人の幽霊、街≠フ地図を携えた運命の少年≠フ出現……魂を深く静かに揺さぶる村上文学の迷宮へ。