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[BOOKデータベースより]
多くの臨床家の知見と工夫に満ちた本書は、「週1回」の精神分析的サイコセラピーの堅実な背景をもとにした、「週1回」の現在の到達点である。「精神分析」は、週に4回以上と定義されることが多い。そのため、多くの精神分析的実践は現実には週に1回という設定で行われているにもかかわらず、「週1回」は精神分析「ではない」何かとして扱われてきた。だが、わが国における「週1回」の精神分析的サイコセラピーの歴史は長く、その実践は肥沃な蓄積を築いてきている。その蓄積を土壌として現実的な選択肢としての「週1回」の力を示す本書は、精神分析的な志向をもつセラピストばかりではなく、多くのサイコセラピストの必読の一冊となるものである。
第1部 総論(「週1回」とは何か)
第2部 技法論(週1回の精神分析的精神療法におけるhere and nowの解釈について;精神分析的精神療法における振動―Strachey概念の重要性と、その現代的意味付け ほか)
第3部 設定論(対面法と寝椅子、そして対面法;週1回の精神分析的心理療法におけるカウチ使用に関する一考察 ほか)
第4部 それぞれの領域における「週1回」の実践(学生相談における「週1回」セラピー;開業における週1回精神分析的セラピー―傷つきのなかで生命感が蘇るプロセス ほか)
第5部 週1回の「精神分析的」を考える(無意識の思考をたどること;週1回セラピーの中で亡霊を見ようとすること ほか)
多くの臨床家の知見と工夫に満ちた本書は,「週1回」の精神分析的サイコセラピーの堅実な背景をもとにした,「週1回」の現在の到達点である。
「精神分析」は,週に4回以上と定義されることが多い。そのため,多くの精神分析的実践は現実には週に1回という設定で行われているにもかかわらず,「週1回」は精神分析「ではない」何かとして扱われてきた。だが,わが国における「週1回」の精神分析的サイコセラピーの歴史は長く,その実践は肥沃な蓄積を築いてきている。
その蓄積を土壌として現実的な選択肢としての「週1回」の力を示す本書は,精神分析的な志向をもつセラピストをばかりではなく,多くのサイコセラピストの必読の一冊となるものである。
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