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[BOOKデータベースより]
宇宙船内の超サステナブル都市で生きるリンネの前に現れた、自殺した親友・マドカを名乗るマシン。マドカの遺体を“循環”させないため、二人は危険な旅に出る。「サステナート314」荒廃した東京で過酷なシェルター暮らしを送るあみぱん。唯一の「推し」が消えた日、彼女は凸ることを決意した。「推しはまだ生きているか」…他全5話。推し活/婚活/SDGs/成果主義/反出生主義/高齢化社会…。「現実」という名のディストピアを生き抜くための、祈りと願いに満ちたSF短編集。
[日販商品データベースより]オモコロライター・作家/ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)さん推薦!
【とにかくこの世は意味不明でしんどい――だけど「それでも。」が、ここと未来を繋いでいる。】
QuizKnockライター・歌人/志賀玲太さん推薦!
【真に正しい決意なんてわからない。これは、歪んでいても前へと進む「私たちのためのSF」だ。】
荒廃した東京で過酷なシェルター暮らしを送るあみぱん。唯一の「推し」、ポストアポカリプス系アイドルの節目おわたが配信画面から消えた日、彼女は凸ることを決意した。愛の正体を暴き出す挑戦的な“推し×ロードSF”「推しはまだ生きているか」。
29歳、タワマンとハリー・ウィンストンを夢見る藍子。ある時、謎の生命体に寄生されてから状況は一変し、ついに婚活ゴール男(港区在住、年収1000万円超、塩顔イケメンの細マッチョ)とマッチングするが……。“選ばれたい”願望の先を描く婚活SF譚「君のための淘汰」。
惑星「王球」では、人は老いれば必ず異形の怪物《老骸》と化す。老骸を殲滅する使命を担う「福祉兵器」円狗は、ある村の老骸殲滅作戦で唯一生き残った少女から「わたしのクロージング・プランに付き合ってほしい」と頼まれて――。命を巡る絶望と希望の行方を描き出す「福祉兵器309」。
ほか全5編を収録。最注目の新鋭が、ディストピア都市を舞台に“それでも生きていくこと”への祈りを込めて贈るSF短編集。
【著者略歴】
人間六度(にんげん・ろくど)
1995年愛知県名古屋市生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。2021年『スター・シェイカー』で第9回ハヤカワSFコンテスト《大賞》、『きみは雪を見ることができない』で第28回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞。『BAMBOO GIRL』『永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟』『過去を喰らう(I am here)beyond you.』『トンデモワンダーズ(上・下)』など著書多数。