- イマジナリー・ネガティブ 認知科学で読み解く「こころ」の闇
-
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087213324
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[BOOKデータベースより]
認知科学の概念「プロジェクション」とは、自分の内的世界を外部の事物に重ね合わせるこころの働きである。プロジェクションには“推し”の存在に生きる意味を見出すようなポジティブな面がある一方で、霊感商法、オレオレ詐欺、陰謀論、ジェンダー規範など、他者によってこころを操られたり自分自身を無意識のうちに縛ったりすることでネガティブな問題を生じさせる面もある。実際には起きていないことや存在しないものを想像して現実に投射できるがゆえに生まれる「イマジナリー・ネガティブ」を認知科学の視点で考察する一冊。
第1章 「プロジェクション」がもたらす功罪(かけがえのないがらくた;自分の内部世界と外部世界を重ね合わせる ほか)
[日販商品データベースより]第2章 そのプロジェクションは他者から操作されている(プロジェクションの「操作性」;自分で操作しやすいことは、他人からも操作されやすい ほか)
第3章 無意識のプロジェクションがあなたを悩ませる(どうしてもそう見える;自覚なきプロジェクションは操作しにくい ほか)
第4章 プロジェクションに取りこまれない(自分だけの物語を紡ぐ時;『北風と太陽』の旅人は上着を脱いだのか?脱がされたのか? ほか)
認知科学の概念「プロジェクション」とは、自分の内的世界を外部の事物に重ね合わせるこころの働きのことである。
プロジェクションには “推し”の存在に生きる意味を見出すようなポジティブな面がある一方で、霊感商法、オレオレ詐欺、陰謀論、ジェンダー規範など、他者によってこころを操られたり自分自身を無意識のうちに縛ったりすることでネガティブな問題を生じさせる面もある。
実際には起きていないことや存在しないものを想像して現実に投射できるがゆえに生まれる「イマジナリー・ネガティブ」を認知科学の視点で考察する一冊。
久保(川合) 南海子 (くぼ(かわい) なみこ)
1974年東京都生まれ。
日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士課程修了。
博士(心理学)。
日本学術振興会特別研究員、京都大学霊長類研究所研究員、京都大学こころの未来研究センター助教などを経て、現在、愛知淑徳大学心理学部教授。専門は実験心理学、生涯発達心理学、認知科学。著書に『「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か』(集英社新書)、『女性研究者とワークライフバランス キャリアを積むこと、家族を持つこと』(新曜社)ほか多数。