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[BOOKデータベースより]
現代人がいま身につけるべき地球科学の教養。気候変動、資源の枯渇、生態系の異変。地球はどうなるのか?人類はどうすべきか?それを考えるためのヒントが、海にある。
1 海とはどんな場所か(海に潜る;海の水;海の底 ほか)
[日販商品データベースより]2 海では何が起こっているか(海の生態系(沈む炭素);海の生態系(栄養不足の海);海底の熱水 ほか)
3 海と人類の未来(海底の資源;海での気候工学)
気鋭の海洋研究者が問う「地球とは何か?」
海とともに生きる日本の読者に
今こそ身につけて欲しい地球科学の教養
気候変動、資源の枯渇、生態系の異変。
地球はどうなってしまうのか? 人類はどうすべきか?
それを考えるためのヒントが海にある。
本書は海洋開発研究機構(JAMSTEC)で主任研究員をつとめる著者が「海とは何か?」「地球とは何か?」を問答しながら、生命の起源、深海の謎、地球深部の探査、海底資源の開発、気候変動の対策といった地球規模のテーマについて探究していきます。
「ボクたちは海のことをとても身近に感じているのに、海のことを全然わかっていない」
わからないことだらけの海について考える仲間が1人でも増えて欲しい。それが著者の願いであり、海とともに生きる我々の使命であるように思います。この本とともに潜っていただけたら幸いです。
■目次
【第1部 海とはどんな場所か】
1章 海に潜る
2章 海の水
3章 海の底
4章 海の化学
5章 海の生物
【第2部 海では何が起こっているか】
6章 海の生態系〈沈む炭素〉
7章 海の生態系〈栄養不足の海〉
8章 海底の熱水
9章 生命の起源
【第3部 海と人類の未来】
10章 海底の資源
11章 海での気候工学
【著者プロフィール】
川口慎介(かわぐち・しんすけ)
1982年兵庫県宝塚市生まれ。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)主任研究員。北海道大学理学部地球科学科卒業の後、東京大学海洋研究所で大学院生活を過ごした。博士(農学)。深海や海底下で何が起こっているかを考える研究を専門としており、調査船への乗船日数はのべ700日を超える。日本学術会議連携会員としても活動し、学術界の明るい未来の構築を目指している。