[BOOKデータベースより]
いかに要旨を的確につかみ、本の意義を理解し、人生に生かすか―「ややこしい本」を読み通すための全技術が一冊に凝縮。
第1部 読む前に準備する(「読む」とはどういうことか?―ウォーミング・アップ;「ややこしい本」のしくみ―読む前によく眺めよう)
第2部 読みながらすべきこと(問いはどこ?答えは何?―要旨をつかむ;理屈はきっちりとたどる―根拠が分かる自分を作る;証拠を出す―現実としっかり結びつくための材料)
第3部 読み返しつつ考える(ロジックを深める構造;比較してテンションを探す;別な本と比べる―比較・対比から新しい見方へ)
第4部 ややこしい大著を読む(ピケティの『21世紀の資本』を読んでみる)
第5部 対話して世界を広げる(みんなで話すと分かってくる―会読のすすめ;文学はどう読むのか?―物語を豊かに読む)
読むべき「ややこしい本」リスト
「本を読むのが苦手」「すぐ挫折する」
「せっかく読んでも頭に残らない」
「もっと難しい本を読みたいのに……」
古典的な名著や難しそうな哲学書、自然科学書など……読んだほうがいいと思って買ったものの、
最後まで読めなかったという人は案外多いのはないでしょうか?
さらに言えば、「難しい本を読めないのは自分の頭が悪いから?」と間違った悩みを抱えている人もいるかもしれません。
でも、難しい本を読み通せないのは、決して頭が悪いからではありません。
では、なぜ読み通すのが困難なのか。
実はこうした「ややこしい本」を読むには、読むための「読書技術」が必要なのです。
「ややこしい本を読む」という行為は、楽しむことが第一の目的ではありません。
つまり、本を夢中になって、ハラハラドキドキしながらのめりこんだりする従来型の読書法では、
「ややこしい本」を読み通すことが困難だったのです。
本書は、読書初心者にもわかりやすく、「ややこしい本」を読む「技術」をまとめたものです。
どんな本を選べばいいかから始まり、どのようにして本の要旨を的確につかみ、
本の意義を理解し、これからの人生に役立てていけばいいのか、までを一つひとつ丁寧に解説していきます。
読み進めながら、「ややこしい本」の作法に慣れて、その中で頭が活発に動く基盤を作ることができるはずです。
ぜひこの本で読書に対する苦手意識を払しょくしてください。
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