八波むと志と東京喜劇

朝日新聞出版
森田嘉彦　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2022年10月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784021003073

内容情報

[BOOKデータベースより]

逸話で綴る昭和の喜劇人たち。笑いの真ん中を駆け抜けた男・八波むと志。

第１部　八波むと志３７年の生涯（八波むと志の人生その前期　１９２６〜５５年・２８歳まで；浅草時代；「お昼の演芸」　１９５６年４月〜６２年１月・脱線トリオ誕生；雲の上団五郎一座「玄冶店」　１９６０年１２月；「浅草瓢箪池」　１９６３年３〜４月　ほか）
第２部　八波むと志と東京喜劇（「東京喜劇」とは何か；１９６０年以降の喜劇界）
第３部　八波むと志の、それから…

[日販商品データベースより]

笑いの真ん中を駆け抜けた男・八波むと志。浅草フランス座から、脱線トリオでテレビの人気者となり、60年代「雲の上団五郎一座」で三木のり平と演じた「玄冶店」の舞台は戦後東京喜劇の金字塔として輝く。「マイ･フェア･レディ」で魅せた愛嬌のあるミュージカル俳優としての将来が約束されたところで突然の死。エノケン、ロッパ、森繁久彌、クレージーキャッツ、渥美清、伊東四朗……昭和の東京喜劇が最も高揚した時を、当時の評論家たちの言葉で綴る。