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[BOOKデータベースより]
日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。
第1章 プロムナード(散歩へ;網;言葉を生きる;時差;転ぶ;数学の演奏会;「わかる」と「操る」;「アリになった数学者」;心が降り立つ;精進;役に立たない;数学の起源;未完の種;メタメディア;日本語の数学;生きがい;思い出す;メッセージ;読み、書き、数学;懐かしい場所;爽やかな風;学校の未来;得ることと手放すこと;「正しさ」の正しさ;偶然の散歩)
[日販商品データベースより]第2章 偶然の家族(翁;二つの奇跡;生命;旅;家族;祖父へ)
第3章 ともに歩く(ともにあること;じっとその場で;道草の記憶;遅々として、遠くまで;家は思い出;一冊の本;誰にもわからない未来へ;月食;生きる)
思索、数学、子供との時間、今という瞬間…
偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい――
その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。
散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。
(まえがきより)
日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。
『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。