波と多項式を架橋する 異分野が響きあう，数学史を奏でる講義

技術評論社
数理哲人　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2022年08月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784297129361

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　３次方程式と三角関数
第２章　微積分の基本定理
第３章　バーゼル問題
第４章　チェビシェフの円柱
第５章　チェビシェフの風車
第６章　もう一歩前へ〜演習問題
第７章　競技数学で闘ってみる

[日販商品データベースより]

三角関数や微分積分の基本定理など，高校で学びますが，他の数学の分野とどうつながっているのでしょうか。たとえば，微分と積分を結びつけるのが微分積分の基本定理ですが，「心から理解している」人はあまりいません。三角関数，サイン，コサインの波が多項式とどうつながっていくのかを知ると，単に公式を覚えて終わりではもったいないと気が付いてもらえるかもしれません。単元自身の枠を超えた広い視野で眺めてみると本質が見えてきます。カルダノ，ニュートン，オイラー，チェビシェフといった大数学者たちが成し遂げたことは一体何だったのか。代数や解析をこれから本格的に学ぼうとする大学生にも楽しんでもらえます。
巻頭カラーを設け，グラフと図形を分かり易くご紹介します。