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貴族政権の内紛で勃発した保元・平治の乱を鎮めた平清盛は、後白河院を幽閉し平氏政権を樹立する。それが平氏と他勢力との分断を生み、源平争乱を惹き起す。荘園制の成立や仏教の展開にも触れ、空前の混乱期に迫る。
「武者の世」の到来―プロローグ
1 鳥羽院政と院近臣
2 権門の分裂と保元の乱
3 平治の乱と清盛の勝利
4 平清盛と後白河院
5 平氏政権の成立
6 福原遷都と内乱
7 戦乱と荒廃
8 鎌倉殿の入京
9 中世荘園制の成立
10 院政と顕密仏教の展開―仏都京都と内乱
内乱と京の再生―エピローグ
貴族政権の内紛で勃発した保元・平治の乱を鎮めた平清盛は、後白河院を幽閉し平氏政権を樹立する。それが平氏と他勢力との分断を生み、源平争乱を惹き起す。荘園制の成立や仏教の展開にも触れ、空前の混乱期に迫る。