- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 海洋閉鎖論 2
-
近代社会思想コレクション 32
Mare Clausum 2- 価格
- 5,060円(本体4,600円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784814003730
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 怪仏異神ミステリー
-
価格:869円(本体790円+税)
【2023年08月発売】
- 人間論
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2012年07月発売】
- パウロの言葉100選
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2020年11月発売】
- CCNA完全合格テキスト&問題集
-
価格:4,268円(本体3,880円+税)
【2020年06月発売】
- CCNP Enterprise完全合格テキスト&問題集
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2021年08月発売】
[BOOKデータベースより]
領海論、EEZ構想の先駆となる17世紀の議論。海を「公海」とする論を退け、様々な外交文書、ローマやビザンチン帝国時代の文書を渉猟し、自国による海の領有権を正当化した大著。
この巻で述べられるべきことの順序。四つの部分に分割されたブリティッシュ洋
[日販商品データベースより]ブリテン島民たちは、まだローマの権力の下に降っていなかったとき、ブリティッシュ洋、わけても南方と東方のブリティッシュ洋を、ブリテン島とともに、支配者として占有したということ
ブリテン島民は、ローマ人に屈服する以前は北方の海の支配者であったこと。また、海と陸地とはただ一つのブリタニアの統一体をなしていたこと
ブリティッシュ洋“に対するローマ帝国”の支配権は、クラウディウスとドミティアヌスの両帝の時代に、グレートブリテン島そのものが“ローマ帝国に”征服された結果生じた
ドミティアヌス帝からコンスタンティウス・クロルス帝もしくはディオクレティアヌス帝までの時代の、ブリテン島の付属物としてのグリタニアの海域に関するローマ人の支配権について
コンスタンティヌス大帝の時代から、ローマ人がブリテン島に別れを告げたときに至るまでの、ブリタニアに関する命令権に随伴する南方と東方の海の支配権について。この支配権はその全体が、全英サクソン海岸伯の総督権の下にあったこと。“また、ローマ人の下でのブリタニア艦隊について。”
かの全英海岸伯がそこの伯爵だと言われたサクソン海岸とは、海のこちらのブリタニアの海岸のことだと主張する二、三の学者の意見が考察され、はっきりと論駁される
クラウディアヌス“の詩”から、またアントニヌス・ピウス帝の鋳造貨幣のうちの二、三のものから得られる、ブリテン島とブリティッシュ洋に対する同帝の不可分な命令権と支配権についての証跡
住民たちがローマ人の命令権から脱した後のブリタニアの海域の支配権について
ブリタニア南部の命令権を占有していたアングロ・サクソン人とデーン人の海上支配権が、サクソン王国の起源と、彼らの海軍および諸々の海戦の勝利から見てとられる〔ほか〕
海は誰のものか.イギリスの歴史家ジョン・セルデンは,海を「公海」とする主張を退けるため,自国の外交文書はもちろんのこと,ローマやビザンチン帝国時代の文書,隣国の記録や学説を渉猟し,イギリスの海洋支配を正当化する議論を展開する.領海論,EEZ構想の先駆となる17世紀の熱い議論.