熱放射理論の講義

ＶＯＲＬＥＳＵＮＧＥＮ　ＵＢＥＲ　ＤＩＥ　ＴＨＥＯＲＩＥ　ＤＥＲ　ＷＡＲＭＥＳＴＲＡＨＬＵＮＧ

丸善出版
マックス・プランク　若野省己　

• 価格: 5,940円（本体5,400円＋税）
• 発行年月: 2021年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784621306420

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　基礎事実と定義（一般；熱力学的な平衡のもとでの放射線。Ｋｉｒｃｈｈｏｆｆの法則。黒い放射線）
第２章　電気力学と熱力学からの結果（Ｍａｘｗｅｌｌの放射線圧；Ｓｔｅｆａｎ‐Ｂｏｌｔｚｍａｎｎの放射線則　ほか）
第３章　線形振動子による電磁波の放出と吸収（序論。線形振動子の振動方程式；周期的な平面波の作用のもとにある共鳴器　ほか）
第４章　エントロピーと確率（序論。基本法則と定義；理想的な単原子気体のエントロピー　ほか）
第５章　非可逆的な放射線事象（序論。放射線事象の直接的な反転；任意の放射線場内の振動子。自然な放射線の仮定　ほか）

[日販商品データベースより]

プランクがベルリン大学で1905〓1906 年の冬の学期に行った講義録。統一的な熱力学の基盤の上に熱放射の全理論の研究を持ち込むことを意図して書かれ、当時の物理学理論を紡ぎ合わせてエネルギーの放射式を導き出すプランクの思考過程を読み解くことができる教科書。